戸川です。
今本さんにインタビューした中で、アーチェリーの良さとはなにかについてフォーカスしてまとめてみました。
新参者なので誤りもあるかと思います。連絡ください!修正します!
アーチェリーの特徴
アーチェリーは射的競技です。日本で2番目にとっつきやすい、本格的な射的競技だとおもいます。
一番似ている弓道と比較して、得点だけが評価軸であることが特徴です。
そう書くと、「ただ的に当てるだけか」と思うかもしれませんが、アーチェリーにも深みがあります。
実は10年間弓道を経験しており、アーチェリー始めたときは「道具がいいから適当に引いても当たるんだろ」とちょっと思っていました。
実際、的には当てやすいんですが、アーチェリーは更に先、「すべてを的の中心に当てる」ことに集中します。
アーチェリーでは一試合72本のスコアを競います。トップレベルは中心の10cmほどの的を70mも離れた距離からねらい、ほとんどすべて当ててきます。



参考までに私の最近のスコアを紹介します。全然下手なんですが、それでも殆どは青より内側に入っています。たしか、内側の青枠6点以上が弓道の的と同じくらいのサイズで、この時の練習もだいたい同じ30mから打っています。
これをすべて黄色以内に収めるには、体の使い方のテクニックから安定させるための精神面まで練習を積み、連続して安定した射をできるように練習していく必要がありますね。
アーチェリーも、弓道と同レベルの心技体の修練が必要だということを知りました。
深いです!
と入ったものの、アーチェリーを趣味として楽しむということには、別の楽しみがあるとおもいます。
日々の練習に集中することで心技体の向上はもちろんのこと、
その過程で得られる、教え教えられのコミュニケーション、改善の方法、そういったものが大切だと思います。
自然や広々とした空間で行えるスポーツです!
日々の練習
どんなフォームで打てばよいのか、今日の自分は何が悪いのかを常にかえりみながら練習し、今自分がつかれているのか、逆に力が入りすぎているのか。落ち着いているか、焦ってないか。そういったバランスを気にかけながら練習します。
一人で練習するとついついドツボにハマってしまったりするので、コーチや一緒に練習している方のアドバイスを聞きながら、練習を行います。
疲れてきたら休憩して雑談したり、ぼーっと他の人の射を見て考え事したりします(笑)
やはり、試合指向の人もいれば、趣味指向の人もいると思います。個人的には、みなさんが双方楽しめるような関係性を作っていけたらいいと思います。
色んな人がいてみんな楽しくアーチェリーをやって。ってのが理想です。
下記は最新の練習記録です。(記録をどれくらい取るかも人それぞれ!)
コミュニティとしての理想像
上尾アーチェリー連盟としては、今後はより広い年齢層で会員を増やしていきたいと考えています。
中学生以上をメインターゲットとして、小学生からでも参加できるような体制を目指して検討中です。
アーチェリーの特徴として、身体的な差異の影響が少ないということも挙げられます。
道具を合わせれば、誰でも矢を的まで飛ばせます。
年齢、身長、筋力、体力、走る速度も歩く速度も関係ありません(笑)
もちろん、トップレベルではそれらが重要になってくるわけですが、ホビーでは影響が少ないです。
つまり何が言いたいかというと、親子で入ってもらって、一緒にアーチェリーを楽しむとか、いいんじゃないでしょうか!ということです。
小学生と大人でも、片方は的を近くしたりしてフェアに勝負できるわけです。
言ってしまえば的あてゲームなので、はまれば楽しめると思うんですよね。
FPSゲームより奥が深いし(過激発言)、体力もつくし、コミュニケーションの機会も増えます。
広々とした空間で、深呼吸しながらというのはリフレッシュになりますし、
ソロでもマルチでも楽しめるスポーツというのは珍しいですよ!
幅広い競技性
冒頭で、アーチェリーは得点だけだの的あてだの言いましたが、実は世の中にはいろんな形式のアーチェリーがあります。
まず、弓の種類が色々あって、ベア、リカーブ、コンパウンドとあり、それぞれ特徴があります。
リンク貼らせていただきます。
競技の場所も、室内短距離で行うもの、屋外で一つの的を狙うもの、山の中を練り歩いていろんな場所にある的を狙うもの。
またまたリンク貼ります。
安全意識と規律遵守
最後におかたいことを書きますが、重要かつ根幹にあるものです。
アーチェリーは規律を守らないといけない。
比較的危ないスポーツなので。
安全意識、スポーツマンシップを守りながらスポーツをするということも学べる。
スポーツに熱中することで、やる気が出て、勉学にも励んだり。
個人競技として、自分の成果に集中できる。
それに注視できるスポーツは学校の部活などではあまり無い。
人と比べたり、チームの評価になったりせず、自分の得点。過去の自分と比較しやすい。自然と自己評価をする習慣がつきやすい。
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